■旅館の料理だ・・・
HPを見ると“上野屋の料理(=料理自慢ってコトでしょ?)”と書いてあったけれど、自分の味覚からすると味自体は至極フツー。宿泊料金やプランによって大分変ってくるのかもしれないけれど、予算の少ない貧乏一人旅の自分に選択肢はなかったのだよ。自分が食べたのは王道を行く旅館料理。「それ故に」という根拠はないんだけれど穴子の天麩羅に湯河原っぽいニュアンスを感じたり(海老の天麩羅だとアタミって感じかな)、白菜で鶏の挽肉を巻いて和風に煮た物は珍しかったし、朝食の鯵の干物と蒲鉾はそれなりの美味しさがあったものの、特に「おおぉぉ!」と思える一品はなかったかなぁ。不味くはないけれど全然印象に残らないんだよな〜。全部一気にどど〜んと出されてしまうのに対して、「惜しい!これで揚げたて焼きたてだったらなぁ」なんて思い入れも湧かず、出されたものを淡々と食べて、ハイご馳走様でしたとフィニッシュするのみ。なんか、食べるという行為を行っている感覚しかないんだよな・・・。夕朝共に部屋食なのは嬉しかったんだけれど、ただそれだけって感じ。なんなんだ、このケ○に拭き残しがあるような気分は。 |