■お湯のいいのは七難隠すってトコか?

風呂は内湯のみ、浴槽の大きさは二畳くらいかなぁ?洗い場をいれても六畳くらい。部屋数と照らし合わせるとちょっと狭いよな。鏡が浴室内にないのは朝ヒゲを剃るのに不便。何よりもカランが二つしかないのはいくらなんでも少なすぎでしょう。日帰り入浴を受けていないから、着いたその日は大丈夫だったけれど、人が集中しがちな朝風呂のときは、カランが空くのを少し待ったからね。しかもそのカラン、水勢が弱いのもアレだけど温度調節が出来るタイプなのに、実際は出来ないのよ。ピアノの調律師ばりの繊細さで湯と水の量を調節してようやく適温♪にするも突然熱湯や水に変わってしまう!髪とか洗って流していると、いつ熱湯に水にチェンジするのでは?なんて、すっごく緊張したりして結構ドキドキしながら体を洗う羽目に。これはとてもイヤだな。
浴室の二方向に大きな窓があるけれど人が通れるような敷地の1Fだから曇りガラスになっていて眺めはまったく無いけれど、天井が高いので窮屈感はないし、壁を黒茶色に塗っていたりして、こう、湯船に浸かっていると気持ちが落ち着いてくる雰囲気があるから不思議だ。設備はいくらなんでもどうにかしてほしい感じが強烈にするけれど、硫黄の匂いと優しく身体を包み込むような感触がするお湯がとても心地よくて、いつまでも入っていたいなと思ったし、実際一泊二日の間で八回も入ってしまった(^^;それと、扇風機や冷水機とかの気のきいたモノはないけれど、脱衣場の掃除は行き届いているから、さほど問題ないと思う。
それだけに、せめて温度調節さえ安定してくれれば、カランの数とか浴室の狭さとかはあまり気にならないんだけれどな・・ホント残念

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