料金が安いのだからゴオジャスなサービスはない。それは原価原理から考えて当然のこと。 |
宿屋さんは商売だから風呂を稼動させるコストが変わらないのなら、立ち寄り湯で一人でも多く客が利用して僅かでも利益が増えるのはいいことで、チェックインの時間以降は立ち寄り湯は絶対に受け入れるなとは言わないけど、浴室のキャパシティと当日の宿泊客の数を考えて柔軟に立ち寄り湯の対応をしてほしいよなぁ。立ち寄りでも宿泊でも温泉に来てゆっくり風呂に入れなければいい印象は残らないでしょう。 宿の裏手に源泉の井戸があって、飲むと胃腸に効果が高いから源泉から直接飲泉出来るようにプラスチックの衣装ケースの中に柄杓を入れてあるのはなんだかなぁ、森の中に野晒しで置いてるものだからケースの中に土埃や落ち葉や虫の死骸があるし、何本かの柄杓がケース内に重ねて並んでいるのはレストランの洗い場の使用済みスプーンを連想させて、このままこれに口をつけて飲泉する気には気持ち悪くてならない。柄杓を洗う設備があれば問題ないんだけれどね・・・ でも、夜からチェックアウトまでは立ち寄り湯の客はいないのでゆっくりと入浴できるし(私が泊まったときはほぼ貸切状態)、飲泉だってやらないと宿泊に絶対的な支障をきたすモンではないわけだから、「温泉宿で飲泉が出来ないなんて死ぬより辛い人」でもないかぎり、たいしたコトではないかぁ。 ・・・・あぁ、これって余計な一言だ、きっと。分かっているんだけれど・・・(汗) |