惚れ惚れするお湯の良さ

風呂は男女が雛壇のように配置されていて上が女湯、下が男湯になっている。入り口のスリッパ棚は殺菌灯付きで嬉しい。内風呂は浴槽は20畳くらいあるのかなぁ。カランは10カ所と沢山あるし、洗い場のスペースも広めなのでシャワーのお湯が浴槽にかかることはないのはイイ。壁一面がガラス窓なので開放感もあって気分は爽快になった。ただ、排水がキチンと出来ていなくて出入り口の近くに排水の水溜まりが出来ていたのは要改良だよね。ボディソープとリンスインシャンプーの二つだけなのは、通常料金が¥20000前後の宿としては寂しいかも。どっちだか忘れたけれど置いてある全部のボトルのキャップのところに黒い垢のようなものが付着していたのは何だったのだろう?温泉の成分がそうさせるのかな?そうだったら仕方ないけれど、目にして気持ちいいものではないし湯泥がくっついてんのかと誤解されるから、お客さんがやって来る前にボトルを洗っておけばいいのにね。露天は20人くらいは入れる広さで、左右後ろ方向は木々に囲まれ正面は木越しに開けていて開放感がある。丸太の湯口から湯がドバドバ注がれて山の湯の雰囲気もなかなか、いいねココ。なにより素晴らしいのは、お湯の心地よさ湯加減が絶妙でいつまでも入っていたい気にさせる。硫黄の温泉ってガツンとくるのが多いのにここのは違うのよ。なんていうのか、上手く言えないけど一浴の価値は大いにある、まさに名湯という感じ。今でも、時々あのお湯に浸かりたいなぁと思うほど。貸切風呂は大きめの内湯のみのものと小ぶりで露天付きの二カ所。お湯は相当熱めで長く浸かれないものの、総木造の清々しい風呂で気持ち良かったけれど、あの露天のお湯の心地よさには敵わないな。

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