長野県 白骨温泉 白船荘新宅旅館
2005 10月上旬休前日 ¥15900 3

外観は大きい旅館だなぁという印象。宿の駐車場は広めでスペースに余裕がありそうなのに誘導係の人が「あっ、そこじゃなくここに停めてください」なんて車を停める場所を細かく言われたところから考えて満室かそれに近い客入だった模様。あわよくば紅葉が見られる時期の土曜日だったもんなぁ。フロントとロビーは広々。調度品がゴチャゴチャ置いてあるのは所帯臭い感じがするからイヤだけど、ここはスッキリし過ぎて殺風景。キンキラキンの巨大壺や七福神の像とか木の根っこにニス塗ってテラテラ輝かせているような置物は勘弁だけど、ここまで何も無いと「あれ?ひょっとして開店準備中なのでは?」と連想してしまうので、客が最初に宿に入って触れるフロントやロビーは、もうちょっと信州を感じさせる演出をしたほうがイイと思う。代りに館内の廊下は全部赤系の結婚式場柄カーペットが敷き詰められてきらびやか(^^;さらに館内の中へ進んでゆくと白骨温泉の歴史資料や温泉の析出物が展示しているんだけどね。部屋はエレベーターを一度乗り換え渡り廊下を越えて辿り着いた鳳雲閣という名の付いた建物。部屋は8畳間でバストイレ付。トイレはともかく、風呂はさら湯なんだからいらないよな。部屋の掃除は出来ていて気持ちいい。生花も飾ってある。窓の外には同じ宿の別棟が見えるけど、距離がそこそこ離れているし建物の間には木々が植わっているので、自分はそんなに気にはならなかった。まあ、でも気になる人は気になるかもね。難点は幾つかの建物で構成された宿なので不用意に歩いていると迷子になることと監視カメラが多く配置されていて目につくことかな。あ、あとウェルカムドリンクの甘酒はどうだろう?苦手な人多くない?他の選択肢ナシで好き嫌いがはっきり分かれるものを無理矢理出されるのはなんだかなぁ。ウェルカムドリンク=気の利いたサービスのはずが、単なる宿のごり押しにしか受け取られないから、せっかくの気配りなのにかえって印象的に損してしまうような気がするぞ。

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