健康食っていうのかな

夕朝共に広間で食べる。夕食は18:00、朝は・・何時だったけ?忘れてしまった。早めの時間だったと記憶している。で、どちらも選べない。卓と卓の間を区切る衝立はなく、間隔はそこそこ離してあるけど隣の会話は結構聞こえるぞ。まあ、温泉に来て誰かに聞かれると困るような話でもしないかぎり気にするほどのことではないのでは?とも思うけど、気になる人は気になるかもね。あと、一人だと他の客の好奇の視線を浴びるかもしれないので、ちと辛いなぁ。自分は出入り口の扉側の最前列の卓で何人か不躾な客の「あの人、一人なの?」めいた露骨な視線があって少々厳しいモノがあった。土曜日に一人で泊めてくれるだけでも有難くて感謝しなくてはいけないのかもしれないけれど、目立たない卓に通してくれるとかの配慮があれば嬉しかったな・・・。座について最初に料理の説明をしてくれるのは、地元の素材を使っているのが分かるからいい。内容は健康志向?が強いと言うのかな。旅館の料理には珍しく揚げ物は出ず、他にも油ギトギトみたいなものは全然なく、味自体もあっさり系の濃すぎず薄すぎず丁度良い塩梅で悪くないから胃腸が弱い人でも不安なく楽しく満腹になれるのではと思う。鮎の塩焼き・蕎麦米と卵のスープ・一口サイズのかけ蕎麦は後で出してくれる気遣いが嬉しいね(実はどれも人肌以下の温かさだったのだけど・汗)ただ、大食漢や肉食系の人には物足りない印象を受けると思う。鍋の中に入っている豚肉二切れが夕食で出てくる肉の全てなんだもの。盛りつけはキレイで見た目も楽しいけどさ、やっぱり寂しいよ。朝は、山の秘湯の宿の朝ご飯というかんじかな、朝食定番の卵関係のものが出なかったのはなんだかなぁ。でも、自分はインゲン嫌いなのにここの胡麻和えは美味しく食べられて嫌いな物を克服できた気分を味わえて嬉しい思い出になったから、割と印象は良いのだ。

建物編 風呂篇 余計な一言