家庭料理。だから良いのだ。


夕朝ともに食堂で食べる。時間は選べない。えぇと、夕が18:00で朝が7:00だったっけ?あぁ、うろ覚えだ。夕は味噌汁以外はお櫃に入ったご飯も含めてすでに並んでいる。ご飯がすでに並んでいるのは酒を飲まない人はそうだけど、酒を飲む人でも宿の人にご飯をいちいち頼まなくていいから、面倒臭くなくてありがたいと感じる人もいるだろうな。料理は例えるなら、日頃の食卓ならピンで主役を張る刺身とフライがダブルキャストで並んでいて、こう、ちょっと豪華で給料日の家庭料理ってフンイキね。残念ながらどれも冷めているけれど、味噌汁は途中で暖かい物を持ってきてくれて嬉しい。味は、すっげー!ウマイ!と感嘆詞をつけたくなるようなものはなかったけれど、一生懸命に作ってくれたのだろうなと感じられて、美味しくいただけたから不満はない。板前の技とか無縁の世界だけれども、心のこもらないありきたりな旅館料理なんかを出されたらガッカリしただろから、この宿はこの料理で良いよ。朝は一般的な内容。ランチプレートのような仕切りのある皿に何品かが載っかっているのを見ていたら林間学校の朝ご飯を思い出して懐かしくなった。宿泊料金が¥6500でこれだけ食べられたから満足。

建物篇 風呂篇 余計な一言