■鄙びた山宿だし・・・

食事は夕朝共に1Fの広間で食べる。衝立のような仕切りはないけどテーブル同士の間隔が結構とってあるので、会話は筒抜けでも隣席が気になることはあまりなかったかな。料理の画像を撮るのは人の目がなんとなく気になって「エェイっ!」ってかんじで根性が要ったけどもね(^^ゞチェックインのときに夕食は18時からと一方的に告げられたので時間は選べない模様。で、その夕食、広間に行くと汁物もなにもかも全部並べられている。んなもんで汁物は食べる順番が最後になるからどうしても温くなってしまう。せめてこれだけは最後に出してくれるとイイのだけど、人手も少ないみたいだし仕方ないのかな。それに、お櫃も最初から置いてあるからアルコールを飲まない&最初から御飯も一緒に食べるなら汁物が始めからあるのは良いだろうし、宿の人に「御飯ください」といちいち頼む面倒さがないから一概にダメだとは言えないかぁ。料理自体は絵に描いたような家庭的な味付けで芋の天麩羅に火が通っていなかったりニジマスの甘露煮のハラワタが処理されていなくて食べ辛かったのは厳しかったけど、自家製ガンモドキの煮物は美味しかったから、料金から考えれば文句は言えない、てか、悪い印象は全然感じなかったのだ。贅沢言えば、何を使った料理なのか正体不明なものもあったので一言説明してくれると嬉しいんだけどもね(葉っぱ系の食材とかは特にそう)
夕食を食べている時に朝食の時間を7時半か8時の二択でどちらにするか聞いてきたのでこちらは選べた。朝も広間に行くと味噌汁もすでに並べられている。ここの宿は全部並べがデフォなのかもな、はっきり言って感心することではないけれど。内容は「何をおかずに食べればイイんだよー」と巨人の星の星一徹が如きにお膳をひっくり返したくなるほど寂し過ぎ。山の秘湯の一軒宿だから贅沢言っちゃァいけないのは分かってるつもり。
でも、でも・ でも・・ でも・・・



 部屋篇 風呂篇 余計な一言