楽しいゴハン!

食事は夕朝共に食事処で食べる。チェックインの時に夕食の開始時間だけではなく、鍋主体の郷土会席か炙り焼の二通りの内容からを選べるのは珍しいかもね。炙り焼なんて、旅館の食事にしては珍しいし、以前お泊まりになったことのある方の評価も良かったのでこちらにした。食事処は本館の1階奧にあって新館に泊まると端から端への移動になりちと面倒だけど大型旅館なら当たり前って程度の距離かも?うーん、まあ、普段は小〜中規模の宿を選んで泊まっているから、余計遠いと感じるんだろう。鍋と炙り焼は食事場所が分かれていて、炙り焼きの方は卓ごとに仕切られてる。靴脱いであがる式チェーン店居酒屋の造りを想像してもらうといいかも。床に座って時間が経つと腰が痛くなるからイヤだな〜と思っていたけど、掘炬燵のように足を下ろして座れたのでラクで助かった。前菜・食前酒から始まり一品ずつ持ってきてくれる。一品ずつ持ってきてくれるから、そこそこちゃんと温かく・冷たく温度が保たれているのは偉い。大型旅館だと作ってから時間の経っていて形だけ一品出しに遭遇する先入観が強かったのでこれはちょっと感心。

味は美味しいほう。ただ、土瓶蒸しと湯葉のお浸しはだし汁が弱くて病院食めいた淡泊さで間が抜けた印象。でも、お造りや炙り焼のような素材の質の良し悪しが味の大きな決め手になるものは、料金から考えるといいモン使っているな〜と思った。我儘言えば、炙り焼を炙り中に油断して目を離していると焦げてしまうので気が抜けないのは気分的にかったるかったけど、料理の性質上、これは仕方ないやね。全体的な量はやや少なめか?女性や酒飲みの男性だったら丁度良いってとこだろうな。料理が5分と時間を開かずに来るかと思えば、次は20分くらい待たされたりと運ぶペースにムラがあるのは要改善と思うが、デザートのお汁粉が普通に美味しく幸せな気持ちになれて(まあ、単純!)、運ぶペースのマズさは個人的にはさほどの問題ではなくなってしまったのでした。朝は7:30だったかな?8:00だったかな?あ、忘れちゃった(^^;から10:00の間の好きな時間に食べに行けばいい式。焼魚が冷めきっているのは悲しいけど、納豆・地養卵の生卵・五穀米粥を好みで選べるのとか、鉄鍋の味噌汁、そしてキレイな盛り付けで楽しく食べられた。夕朝共に満足!