大筋では満足♪

食事は夕朝共に食事処で食べる。チェックインの時に夕食は17:00から18:30までの間の30分間隔で選べた。フロントカウンターに日没の時刻が表示されているので、露天風呂から夕陽を眺めたい人は日没より遅い時間を選択しないとダメだぞ。洋室利用の客限定かどうかは分らないけれど、食事会場は新館の食事処ではなく、日帰り客向けの営業が終了した本館の食事処だった。田舎の道の駅にある第三セクター経営ファミレスもどきの造りで旅情とかそういうものは全く感じられない雰囲気だけれど、窓の外には薄暮の日本海が間近に広がり、そちらばかりを眺めていたので、内部の殺風景さは気にならなかった。殆どの料理がすでに並べられていて、後から暖かい状態で出てきたのは、ワカメを素麺状にしたつるつるわかめの吸い物風とメバルの焼き魚だけだったのは、ちと寂しかった。内容は、見事なほどに海の物のオンパレードで料金から考えるとアワビの踊り焼きまであって豪華♪魚好きの自分としては嬉しかったんだけれど、着席と同時に有無も言わさずアワビの踊り焼きとハタハタの鍋の両方にチャッカマンされて、ほぼ同時に食べごろタイムが訪れて、どちらも非常に美味しく主役級の一品のはずなのに、忙しなく食べることになったのと、料理の説明は全く無いのは気遣いが足りなくてちょっとなぁ。

並んでいる料理も、茶碗蒸しは冷めているうえにプリンのような超甘口&サツマイモの具入りというコラボが自分はキツかったのと、100円均一の回転寿司のようなグレードの寿司は、気分的に萎えてしまった。寿司=豪華って図式か?それ以外は、刺身の鮮度も良く、メバルの焼き魚は身がホクホクで絶品、鮟肝の和えものは臭みもなく、それなりに美味しく食べられたので全体的には満足できたかな。朝食は新館の食事処でバイキング。6:00から9:00までと受け入れ時間が長いので、ちょっと早めに行けば空いているだろうと、7:00に食べに行ったけれど、これが大間違い。中に入りきれない人が入口で待っているほどの混雑っぷり。今これだけ混んでいるのだから1時間ずらして行けば空くのではと8:00に行き直してみるものの、殆どのテーブルが合席で、自分もバスガイドさんと合席で食べた。品数はそれなりにあり、補充もマメにされていて料理自体での不満はなかったものの、アノ狂おしいほどの人ごみのなかでは御飯を食べるというより腹ン中に燃料を詰め込むような気分になって悲しかった。